グローバル化経済環境の中での,これからの経営改善とその手法についての提案

                   
T.会社の理念・目標について
                   U.人材について
                   
V.製品・サービスのコストについて
                   
W.組織及び運営
                   X.その他

    

T.会社の理念・目標について

   
自社が,これからの厳しい経営環境のなかで,生き残り継続して安定的・発展を目指すためには,地域
  の中で暮らし続け,支えていくサービスとして,自社独自の理念をつくりあげ,事業主・従業員とも理念
  の実践に向け日々取り組み,地域に知らしめる必要があります。

   
理念・目標は事業の根幹であり,地域環境によりそれぞれ異なります。同業他社の理念・目標を調査した
  りして自社の特異性を確率した理念・目標を確立する必要があります。


   
理念・目標としては次のような例があります。

   
  例1 建設業関係
      自然災害に強い個人住宅・アパートの建築の提供
   例2 不動産業関係
       調整区域での土地の有効利用のノウハウの提供
   例3 貨物運送関係
       安心・安全・低コスト運送及び迅速な運送の提供
   例4 産業廃棄物関係
       環境に負荷を欠けない産業廃棄物の処理の提供
   例5 労働者派遣事業関係
       安心・安全な労働者派遣の提供

   
   
これらは一例です。地域にあった理念・目標をたてて下さい。理念・目標は永久的な理念・目標でも良い
   ですが,地域経済の変化に対応して変えていく事も必要です。

U.人材について

   
理念・目標に沿って,職員の教育と適材適所の配置が必要となります。限られた人材の中で最も大切なこ
  とは,理念・目標を達成するためには,職員の能力開発は大切な要素になります。その為には『
職員の教
  育・訓練』
が大きな課題となります。

V.製品・サービスのコストについて

   
製品・サービスのコストは,提供する内容に対し納得できるコストの設定が大切です。低コスト・高サー
  ビスが求められるようですが,一般的には不可能です。
   コストを設定するにあたっては,自社の提供する製品・サービスの質を把握し,提供する製品・サービス
  を顧客が利用した場合の経済的効果を精査しコストを決定するシステムを構築する必要があります。

   顧客の要求する製品・サービスに対し,その提供する品質を高め自社独自の経営により他社との違いを顧
  客に知らしめ提供する事が企業の繁栄と継続につながります。その基本とするところは,理念・目標の設
  定となります。

W.組織及び運営

  
理念・目標に沿った組織体制を確立する必要があります。経営者は常に現状を把握しておく必要がありま
 す。現状を把握することにより次の経営方針を進めることになります。一般的には報告・連絡・相談などとい
 われますが,これらが適切に・正確に・速やかに行われる組織及びその運営が大切です。

X.その他

  経営に大切な項目を下記に挙げてみました。参考になれば幸いです。なお,細かいことについては今後掲
  載していく予定です。

        イ.品質マニュアルの制定・管理 
       
ロ.経営者の責任
       
ハ.理念・目標(品質方針)の設定
       
ニ.組織
           
・責任と権限の設定(各担当部署ごとの責任と権限を確立する)
           ・品質保証に関する決定機関の設置(経営者・担当部署との共同委員会制度等)
           ・マネジメント・リビュ−(経営者による見直し)
        ホ.品質システムの構築
           ・マニュアル・規定・規則・文書類の制定
           ・品質計画の見直し
        ヘ.契約内容の確認
        ト.購買
           ・購買・外注先の決定
           ・契約期間
           ・管理
           ・発注先に対する,要求品質・適用規格・納入条件・受入検査・不適合品の処理方法
            等の提示
           ・保管方法
        チ.支給品の管理
           ・受入確認・検査・保管
        リ.製品・サービスの識別及びトレーサビリティ
        ヌ.工程管理
           ・着工計画
           ・施行管理
           ・安全管理並びに外注先の指導
           ・記録
        ル.検査・試験
           ・検査・試験の種類(受入検査・試運転検査・引渡検査)
           ・不適合品の処理と記録
        ヲ.品質記録の管理
           ・主管部署及び保管機関
           ・主管部署の責任
        ワ.内部品質検査
           ・目的・内部品質監査の計画   
           ・内部品質監査メンバー・監査のフォローアップ


   
     以上の品質改善手法は,ISO9000手法による品質改善方法です。
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